
ギターを弾いているとメンテナンスグッズも気になります、えむ氏(@mlog_xyz)です。
ラッカー塗装のギターを買ってから、ギターを磨くことが増えました。
てか、ラッカー塗装のギターはポリ塗装のギターよりもネックが繊細なんでしょうか。
手の脂分や汗等の汚れがネックについたままだと、ネックの滑りの悪さが顕著に表れます。
そこでギターポリッシュで拭いてやるときれいサッパリして、ネックの滑りがよくなります。
MUSIC NOMAD The Guitar ONE MN103

僕が使っているポリッシュはMUSIC NOMADの「The Guitar ONE MN103」というポリッシュです。
MUSIC NOMADはまだまだ新しいメーカーだと思いますが、今までにはなかったような気になるメンテナンスグッズをたくさん出しています。
その中でも、手軽に使えるポリッシュが「The Guitar ONE MN103」。
本製品は原材料にブラジル産カルナバワックスを使用することにより、非常に耐久性のある透明な保護膜を張り、楽器本体の塗装をしっかりと保護します。
https://www.kikutani.co.jp/MUSICNOMAD/mn103.html
液剤は非常に滑らかで、無駄なベタつきも無く、ワンステップで楽器全体のクリーニング、艶出しが可能です。
このポリッシュの良いところは、
- これ1本で汚れ落とし・艶出し・ワックスの効果がある。
- 中身が液体でポンプボトルだから使い勝手最高。
- カルナバワックス配合。
- UVカット効果で日焼け防止。
- 静電気防止効果によるホコリの付着防止。
ですね。
日焼け防止とかホコリの付着防止なんかは今まであまりなかったんじゃないでしょうか。
ワンプッシュでクロスに液体を吹きかけてボディを拭くだけなので、とても簡単に使えます。
ギターを弾き終わってからほぼ毎回これで拭いています。
Ken Smith Pro Formula Polish

ギターのポリッシュで特に人気なのが、Ken Smithの「Pro Formula Polish」ですよね。
Pro Formula Polishは、世界中の名の知れた一流のビルダ-や、数多くのリペアマンに長い間愛用されています。
https://sleekelite.com/ken-smith/accessories/
特徴は、天然の素材により塗装を絶対に傷めないことや、抜群の汚れ落ち、及び、艶だし効果などがあり、大切な楽器をいつも新品のような状態に保ちます。
ポリ/サテンフィニッシュの楽器はもちろん、作られてから何十年も経っているラッカ-仕上げのヴィンテ-ジギタ-やアコ-スティック楽器など、通常のポリッシュでは塗装をいためる可能性がありケアできないものや、ドラムやピアノ、管楽器などあらゆる楽器・家具に最適です。
数あるポリッシュの中でも、とてつもない人気っぷりです。
使ってみたところ、これがMUSIC NOMADの「The Guitar ONE」にだいぶ似てるんです。
というより MUSIC NOMADが似せたのか?
どちらもポンプボトルだし、オイルフィニッシュ以外には使えるし、研磨剤とかシリコンが入ってないし、容量も一緒だし。
ただ、僕はPro Formula PolishよりThe Guitar ONEのほうが優れていると思っているんです。
The Guitar ONEがPro Formula Polishより優れてるところ
1. The Guitar ONEのほうが手触りが良い。
2つのポリッシュですが、どちらも使い方は同じです。シュッとクロスにプッシュして、それでギターを拭く、あとは乾いたクロスで拭き上げる、それだけ。超簡単。
ただ拭いたあとのボディの手触りが違います。
The Gutiar Oneは、例えるなら大理石のような肌触りです。しっとり、ツルツル、つやつや、スベスベといった感じ。
これはおそらくカルナバワックスが入っているからでしょう。もしくは静電気防止効果からくるものかもしれません。
対して、Pro Formula Polishは例えるなら木の家具みたいな手触り。サラサラといった感じ。
Pro Formula Polishは汚れ落としてサッパリして終わりって感じだけど、The Gutiar Oneはさらにコーティングされている感じです。
2. The Guitar ONEのほうが匂いが良い。
どちらも独特な匂いと言えます。
ネット上では、Pro Formula Polishはトイレの芳香剤の匂い、仁丹の匂い、甘いキャンディーの匂い、コーラのお菓子の匂いなんて言われています。
僕は子供のシロップ薬のような匂いだと感じました。
The Guitar ONEの匂いについては、ネット上であまり表現されていませんが、僕は海外のガムのような甘い匂いだと感じました。
人によって匂いは好き嫌いあると思いますので一概には言えないけど、The Guitar ONEの匂いのほうがみなさんに受け入れてもらいやすいんじゃないかと思います。
3. The Guitar ONEのほうが飛び散らない。
これはボトルの個体差なのかもしれませんが、一応。
Pro Formula Polishはクロスにワンプッシュしたとき、クロス全体ビュッと飛び散ります。

対して、The Gutiar ONEはクロスにワンプッシュしたとき、クロスにキレイな輪になります。

ギターの裏側とか直接吹きかけるときもあるので、飛び散るよりはキレイにスプレーされてほしいところです。
ただ、The Gutiar ONEのボトルで気になるのが、プッシュしたあとのポンプの戻りが微妙です。

うまく戻らず、指でひっぱり上げないといけないときがあります。
まとめ
どちらも汚れ落としとしては平均点くらいです。ただ、普段のメンテナンスなら何の問題もないでしょう。
中古ギターを蘇らせるようなクリーニングや、堆積したひどい汚れを落としたいなら微妙なのかもしれません。
値段はPro Formula Polishのほうが割安です。
The Guitar ONEの手触りがワックス効果からくるものなら、MUSIC NOMADのGuitar Wax(MN102)も気になってくるなー。